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ポルシェ 968


>>>ポルシェ 968の歴史
ポルシェ968の原点は1975年の11月にデビューしたポルシェ924である。当時の924と比べるとやはり時代が違うのかだいぶかたちは変わっている。まず外観上目に付くのは、フロント周りのデザインだろう。924から受け継がれてきたリトラクタブルのヘッドランプが、928と同じような丸型のポップアップタイプに変わった。さらにフロントフェンダーラインも変わり少し993のフロントラインンに似ているようになっている。968のエクステリアのデザインは、80年代末にBMWから移籍しポルシェのデザイン部長Jに就任したハルム・ラガーイの指揮のもと行われた。彼のイメージ的には911とデザインをダブらせることによって、ポスシェ一族のアイデンティティをより鮮明に浮かびあがらせることだったようだ。
基本骨格は944と大きく変わらず、全長が90mm伸びただけで、フロアパネル等様々な部品を流用している。
968の最大の商品価値向上のハイライトは何と言ってもエンジンとトランスミッションである。968のエンジンは、944S2譲りの2990cc直列4気筒DOHC16バルブをベースとし新たに、”ヴァリオカム”と呼ばれる可変吸気システムが採用された。

>>>968 ティプトロ ガブリオの写真


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>>>ポルシェ 968のスペック情報
  968 968 Cabriolet 968 CS
生産期間 1992年〜1995年
全長x全幅x全高 4,320 x 1,735 x 1,275mm
ホイールベース 2,400mm
トレッド前/後 1,472/1,450mm
車輛重量 1,370kg 1,440kg 1,320kg
エンジン形式 水冷直列4気筒
ボアxストローク 104 x 88mm
総排気量 2,990cc
最高出力 240PS/6,200rpm
最大トルク 31.0kgm/4,100rpm
トランスミッション 6速MT
サスペンション F:マクファーソン・ストラット+コイル/スタビライザー
R:セミトレーリング・アーム+トーション・バー/スタビライザー

>>>ポルシェ 968 コメント
968 カブリオレ
ポルシェ944 S2に設定されていたカブリオレモデルが好評だったことから、ポルシェ968には最初からカブリオレモデルがラインナップされた。かなりスタイリッシュにまとめられたカブリオレは後ろから見ると同じ968クーペには見えないぐらいである。それにもちろんオープンにするときは電動開閉式である。ちなみにリアウインドーの材質はコンベンショナルなビニール製だ。

968 クラブスポーツ
1993年に販売追加された968CSは、「クラブ・スポーツ」の頭文字を意味するCSの名の通り、伝統的な計量スポーツバージョンに仕上がっている。快適装備の廃止や部品の計量化などで50kg軽減されたボディにより、標準よりも運動性のが高い。ノーマルの968と比べての変更点は、ボディーカラーと同色ペイントされた17インチ カップホイールとリアスポイラー、バケットシートなどである。

トランスミッション
このころのポルシェのトランスミッションはマニュアルもティプトロニックも基本的に頑丈なので心配はなくなった。968のミッションはゲトラーク製の6段マニュアルとポルシェ/ZF/ボッシュの共同開発によるものでほとんど心配はなしである。市場で販売されている968はほとんどがティプトロニック装備車でマニュアルの968は数がなかなかない。ティプトロニックはATFをマメに交換さえするばとりあえず問題はない。

エア・コンディショナー
エアコンはよく効くしトラブルも少ない夏場のドライブも安心です。シリーズを通じて仕様変更がほとんどない968だが、エアコン関係は少しずつだか変更している。93年モデルから冷媒がR134aに変更され、94年モデルではエアコン・フィルターが装着されるようになった。数少ないトラブルを考えるとコンプレッサー本体よりむしろ、センターコンソールユニットの不良とか、エキスパンション・バルブの詰まり、エアコン・ガスの漏れなどの周辺部分だと思う。

限定モデル
ポルシェの968には、限定生産で968ターボSと968ターボRSが存在する。ターボSはノーマルエンジンをベースにヘッドを2バルブ化しKKK製ターボチャージャーとインタークーラーを備え、最高出力305PS/5600rpm、最大トルク51.0kgm/3000rpmを発揮するロードモデルである。日本の当時の新車価格は1740万円だったそうです。一方、968ターボRSはドイツのGT選手権用に開発されたもので最高出力337PS。こちらの日本での新車価格は2230万円